歯科助手 勉強方法&実務体験談

診療アシスト(診療介助)の基本

麻酔の診療介助

麻酔を用意する診療とは
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歯科治療で行なわれる麻酔は「局所麻酔」です。治療時の痛みを感じさせないようにするための処置ですから、抜歯はもちろん、歯肉切除などの手術時や、根幹治療で抜髄(神経をとる)をするときに準備が必要となります。

歯科医院での麻酔と聞くと、まず注射針をイメージするかもしれませんが、実際は、【表面麻酔】→【浸潤麻酔】の順に行なわれることが多いでしょう。
2つの違いは以下のとおりです。

表面麻酔 注射針を刺すときの痛みを除くために、その部位に粘膜に麻酔薬を塗布して作用させる方法。軟膏タイプや液体のスプレータイプなどがある。
浸潤麻酔 手術する局所周辺の歯肉に、注射針を使って麻酔を浸潤させ、その部分の末梢神経を麻痺させる方法。麻酔液は通常、「血管収縮剤」含有の有無によって2種類用意していることが多い。(高血圧、心臓病が持病の患者さんには、血管収縮剤の入っていない麻酔液を準備する)
注射器は患者の視界に入れないように!

「麻酔」と聞くと、大人でも「注射するのか」と身構えてしまうもの。ましてや、子どもなら、その恐怖心はもっと大きいでしょう。

間違っても「これから注射します」「注射器準備して」といった言葉は患者さんの前で使わないことです。薬品名を言ったり、「浸マ(浸潤麻酔の略」など略称を言ったりなど、その歯科医院でのやり方を覚えてください。

麻酔に必要な器材は、シリンジ式の注射器と、麻酔液の入ったカートリッジ、ディスポーザブルの注射針の3点になります。

麻酔診療介助のときの注意点としては、注射器を患者の視界に入れないことも重要です。 特に、子どもに対しては慎重に取り扱いましょう。

  • 注射器の受け渡しは、患者のチェアーの裏側で
  • タオルで目を覆う、あるいは左手で歯科医師の手元は見えないよう視界を遮る

などに気を配ってください。

歯科医師が麻酔中はどうすればいい?

表面麻酔をしていても、やはり最初に針が歯肉へ進入するときは衝撃を感じますから、「最初、ちょっとちくっとするかもしれませんけど、大丈夫ですよ」などの声をかけてあげましょう。

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慣れないと、麻酔中はそれを見ている歯科助手も緊張して固まってしまいがちですが、液が溢れてくることもありますから、バキュームでお口の中を吸ってあげるようにしてください。麻酔液がお口の中に触れると、苦味を感じることもあります。特に、7番や8番などの奥歯の処置の際は、麻酔液がのどに入っていきやすいので、バキュームでよく吸ってあげましょう。

患者さんによっては、バキュームが不要なケースもありますから、そのようなときは次の治療に必要な器材を準備するなど、自分のできることを見つけて動きましょう。麻酔が終わったら、歯科医師から注射器を受け取り、患者さんの目に触れない場所で、針の部分にキャップをしめ、カートリッジと共に、所定の場所に廃棄してください。

この後処理は、感染防止のためにも、自分の手に刺さないようにゆっくり行ないましょう。具体的なやり方は、「感染症対策編」を参考にしてください。

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