知っておくべき違法行為についての知識
万が一、診療中にトラブルが起きた場合
管理者責任とはいえ・・・
医療に絶対はありません。熟練の歯科医師であったとしても、誤って患者さんの唇や内頬を傷つけてしまうことがあるかもしれませんし、削りすぎたり、補綴物の接着が甘くてすぐ取れてしまったりということだってあります。
さらに、自分のミスではなく、患者さんの体調によっては、出血が止まりにくかったり、麻酔によるアナフィラキシーショックが起こったりすることだって、可能性としてなくはありません。妊婦さんや心臓に持病のある方の場合は、特に注意が必要です。
医療現場にいる限り、ミスや事故は、「起こってもおかしくない」ことなのです。とはいえ、きちんと資格を持った人が万全の注意した上で起きてしまったミスや事故と、資格のない者が「違法行為」で起こしてしまったミスや事故では深刻さが違います。
もし、あなたが違法行為として患者さんの診療にあたっていた際に、何かミスや事故が起こったらどうしますか? 最終的な責任は、管理者である院長が負うことになるでしょうが、患者さんへ与えてしまった損害や障害は取り返しのつかないことですし、それを負わせた苦悩をずっと抱えていくことになってしまいます。
責任も負えないことに手を出すのは、仕事に対しても「不誠実」です。「これくらいなら大丈夫」と感覚が麻痺してしまわないうちに、違法行為からは足を洗ってください。
診療中の異変、トラブルには
万が一、違法行為中にミスをしてしまったり、患者さんに異変を感じたりしたら、すぐに歯科医師を呼びましょう。歯科医師がカバーできる範囲のことであればすぐに変わってもらうべきですし、救急車を呼ばなければいけない事態だって考えられるでしょう。
慌てず、自分だけで何とかしようとせず、患者さんの安全確保を第一に動き、管理者である歯科医師に報告することです。違法行為を行なっていたあなたはもちろん良くありませんが、ずるい言い方をすれば、最終責任は院長にあるわけですから、きちんと尻拭いしてもらうことです。
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