妻が聞いた歯科医師のホンネ
スタッフよりも患者が大事
患者さんの気持ちを考えてみよう
タイトルを見て、「歯医者って性格悪い~」と思った方。わかります。私も、最初はそう思いました。でも、「小規模だし、アットホームな職場よね」と夢見ている人のためにも、あえて現実を書いておきます。
これって、よく考えてみれば当たり前のことなんですよね。別に「スタッフをないがしろにしている」というわけではありません。ただ、「患者さんを優先するため、スタッフへの気遣いが後回しになる」という場面はあると思います。
たとえば、患者さんの治療中。まだ仕事の段取りがわからず、準備や介助がワンテンポ遅れてしまう歯科助手がいたとしましょう。お口を開けたままの患者さんを長い時間待たせて置くのはかなり酷なことです。お口を開けているという姿勢も辛いですが、「次は何をするんだろう?」とドキドキさせる時間を必要以上に長引かせるのは、かなり罪ですよね。もし、自分がやられたら、「この歯医者大丈夫?」と思うかもしれません。
そうなると、あなたの動きを待たずに、先生が自分ひとりでさっさと治療を進めてしまったり、先輩歯科助手に指示を出したりすることもあるでしょう。
このとき、あなたは「冷たい」「怖い」「無視された」と歯科医師のことを思うかもしれません。でも、先生にしてみれば、「治療をいかにスムーズに、患者さんの心身の負担が少ない形で進めるか」ということを優先しているだけなのです。
いちいち気に病むほどのことでもありません。出来なかったら、次は出来るように頑張ればいいのです。
歯科助手にとっても患者さんは神様
一般企業と違って、「利益を出すこと」にあくせくしていると思われることを良しとしない医療業界ですが、それでも「経営」であることには変わりありません。ある程度の収入がなければ経営は成り立ちませんし、歯科助手であるあなたのお給料だって出ません。別に、患者さんの顔を見て札束と思えとまでは言いませんが、患者さんあっての自分の仕事だと思えば、対応も変わってくるはずです。
予約が混みあっていて先生があまり患者さんと話をできないようなら、「今日は慌しい治療で済みません」とフォローしたり、待ち時間が長くなっているな思えば、「申し訳ありません、お待たせして」と一声掛けるなど、先生の手がまわらないところで患者さんに気を遣えるようになると歯科医院にとって有難い存在となります。
こうした小さな努力は病院の評判をあげることにもつながります。「受付の人の感じがいいから」「歯科助手さんが優しいから」と、あなたの功績で患者さんが訪れてくれると、なんとも言えない喜びを感じることができるでしょう。
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